骨折中の暇つぶしにおすすめの映画ベスト5!痛みと暗い思考を振り払って没頭できる作品たち

   

骨折ってとにかくヒマ。暇すぎて死ぬ・・・!というくらい時間を持て余しました。
動けない期間はとにかく暇すぎて気が狂いそうですよね・・・。
骨折は2度やってる(全く褒められたことではない)ので、ギプスの辛さも手術・入院の辛さもわかります。
時計の針1秒置きに眺める夜とか絶望しかない。
というわけで、私が骨折中に見てよかったオススメの映画を紹介します。
見ればちょっとは心が軽くなるかも。

骨折中の暇つぶしにおすすめの映画ベスト5

骨折してる時は、ただでさえマイナス思考になりがちです。
何かを考えるとすぐ思考が悪い方へ悪い方へいっちゃうので、「何も考えない」状況を作り出すことが大切です。

テレビ見るでもスマホで動画見るでもマンガ読むでも本読むでも何でもいい。
要は、没頭して骨折の痛みを忘れられるようなことがいいです。

私が骨折中に一番良かったのが映画を見ることでした。

おすすめは断然サスペンス。

「えっ、これどうなんの?」と集中できるのが最大のメリット。

アクション系もいいです。
「うわっ」とか「うおっ」とか言えるくらい集中できるやつ。

逆にまったりしてるヒューマン系は変に痛めてる足に意識がいったり、自分の状況と比べて落ち込むのでアウトでした・・・。

ゲット・アウト(2017年)

あらすじ

ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家へ招待される。
若干の不安とは裏腹に過剰な歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。
夜、眠れずに外に出たクリスは、庭を猛スピードで走り去る管理人を目撃。さらに、ローズの母親に催眠術をかけられてしまう。
翌日、亡くなったローズの祖父を讃えるパーティに多くの友人が集まるが、何故か白人ばかり。
そんななか、黒人の若者を発見し携帯で撮影すると、フラッシュがたかれた瞬間、彼は鼻から血を流し急に豹変し、「出ていけ!」とクリスに遅い掛かって来た。
“何かがおかしい”と感じたクリスは、ローズと一緒に実家から出ようするが・・・。

最初の1時間くらい全然展開がなくて、どこに向かうのかさっぱりわからず「失敗したなー」と思ってたんですが、
お母さん催眠術かけようとしてきた辺りから「やべえなこれ・・・」で、後半怒涛の盛り上がりに「これどうなんの!?」と。

白人主義者かと思っていたら、まさかそんなことに使うとは・・・っていう。

ラスト、主人公クリスの変貌っぷりにもビビります。

特典のもう一つのエンディングまで見応えたっぷり。
っていうかラストシーンのロッドのセリフ、監督めちゃくちゃさまよってたんやな・・・。

ハンターキラー 潜航せよ(2018年)

あらすじ

ロシア近海で1隻の米海軍原子力潜水艦が姿を消した。ジョー・グラス艦長率いる攻撃型原潜“ハンターキラー”は捜索に向かった先で、無残に沈んだロシア原潜を発見、生存者の艦長を捕虜とする。同じ頃、地上ではネイビーシールズ精鋭部隊の極秘偵察により、ロシア国内で世界を揺るがす壮大な陰謀が企てられていることが判明する。
未曾有の緊急事態を回避するため、ハンターキラーには限りなく0に近い成功率の任務が下る。それは、絶対不可侵の水中兵器ひしめくロシア海域への潜航命令でもあった。グラスは任務遂行のため、シールズとタッグを組み、禁断の作戦実行を決断するが・・・。世界の運命は、一隻の潜水艦に託された――。

『U・ボート』や『クリムゾン・タイド』とか、潜水艦映画って鉄板で面白いんですが、『ハンターキラー』も安定の面白さです。

何よりジェラルド・バトラー演じる艦長のプロフェッショナル度が最高にカッコいい・・・!!

叩き上げの艦長よろしく、
決断早いし動じない。

もう副艦長はちょっと落ち着け!っていうね。
ヤマトもそうだけど、副艦長ってなんでこんな心配性なの?
まあそれが長官と副官でいいバランスなんだろうとは思います。

そうはいっても艦長はやっぱりこう、どっしりと構えていてほしい。
乗組員の安心感が違います。

ミカエル・ニクヴィスト演じるロシア艦の艦長も良かった・・・!

最初の潜水艦アーカンソーが潜航するシーンからやられました。
全員身体が斜め45度くらいになるんですけど、微動だにしない艦長素敵・・・!
このシーン何度も見ました。
好きだー。

シャザム!(2019年)

あらすじ

身寄りのない思春期ど真ん中の子供、ビリー。
ある日突然、彼は魔術師からスーパーパワーをゲット!
「シャザム!」
それは、最強でサイコーな魔法の言葉。これを唱えれば、筋肉ムッキムキ!稲妻バッキバキ!のスーパーヒーローに変身できるのだ。
ヒーローオタクのフレディと一緒に悪ノリ全開。
そんなスーパーパワー絶賛無駄遣い中のビリーの前に、科学者Dr.シヴァナが現れる。
手に入れたスーパーパワーのために、フレディがさらわれ、ビリーはついにヒーローとして目覚めた。

DC映画は『ジャスティス・リーグ』が爆死、主軸から外れた『シャザム!』も期待は全くしてませんでした。

つーか『エンドゲーム』の公開にぶつけるなんてアホだろと、散々予告は見てたにもかかわらず見に行かず。
『エンドゲーム』4回行ってたから。

劇場行けばよかった・・・!!!

これ絶対映画館で見たら面白かったやつ・・・!!

期待してなかった分満足度が高い典型例です。

映画は過度に期待しすぎると駄目なんだよね・・・。
『ジャスティス・リーグ』はそのせいでガッカリ度が半端なかった・・・。

悪役マーク・ストロングとかキャスティング最高かよ。

全編に渡るコミカルなやり取りにメチャクチャ笑った。
ラストのバトルシーンもフツー聞こえるだろ!!(笑)ってツッコみたくなるけど聞こえないっていう。
マーク・ストロング超カッコいいこと言ってるのに・・・!!聞いてあげて・・・!

骨折してなくても凹んでる時に見たら浮上できる映画です。

『1408号室』(2007年)

あらすじ

心霊ルポの執筆者として知られるが、自身は超常現象に懐疑的なオカルト作家マイク・エンズリン。
彼の元へ、ニューヨークにある「ドルフィン・ホテル」の葉書が届く。
差出人不明のそれには一言だけ「1408号室には入るな」と書かれていた。
興味をそそられたエンズリンは調査を開始、
過去に同室を利用した宿泊客56人が全て不審死や自然死をしていることを知る。
次作の舞台をこのホテルに決め、支配人オリンが止めるのも聞かずに1408号室へ足を踏み入れたエンズリンを、恐ろしい現象が襲う。

相変わらずワーカホリックのサミュエル・L・ジャクソン。

初っ端からホラー全開で楽しめます。
あんまり怖くないけど(笑)

最初は壁から血がダラーッとか、ベタな怪現象だったのが、
途中から「オイオイオイもうやり過ぎだろ!」レベルでホテルの部屋が変化していきます。

それがもうちょっとシュールな笑いになって来るっていう。

ラストの「えっ!?」っていうのが決め手ですね。
あれがなかったらフツーのホラーだった。

『バタフライ・エフェクト』(2004年)

あらすじ

時折、短時間の記憶を喪失することがあった少年エヴァンは、医師の勧めで治療の一環として日記を書き始める。
大学生になり、記憶喪失の症状が丸7年起こらなかったことに喜び、日記を読み返すと、その日記に書かれている過去の時点に戻れる能力がある事に気づく。
自分のせいで幼馴染のケイリーの人生を狂わせてしまった事を知ったエヴァンは、過去に戻り運命を変える事を決意する。
しかし、過去に戻り、選択肢を変えることによって変化した現在では、必ずエヴァン本人もしくは彼が救おうとした誰かが不幸になっていた。
エヴァンが最後に取った選択とは・・・。

「どんでん返し系」で必ず挙げられる映画。

随分前から知ってはいたものの、どーにも見る気がしなかった1本。
時間があるこの機会に・・・と見たらやっぱり「うおー!」と。

最初のタイムトラベル的能力がわかるまでの1時間くらい?の展開がダルいです。
何が起こってるのか、ルールがわかるまで意味不明な時間が延々続くので、そこが難点。

ただ、そこさえ切り抜ければあとはラストまで一気見できます。

ただ主人公といいケイリーの兄貴といいケイリーの父親といい、登場人物が全体的にクソ。
あんまり「がんばれー」と応援したくなるタイプではなく・・・。
脚本ありきの作品だなーという印象。キャラは・・・うーん。

ラストは一瞬「え、シャッター・アイランド的オチ!?」とビビらされますが、主人公が頭おかしいオチじゃなくて心底よかった・・・。